3章 迫りくる危険

3章 迫りくる危険

批判と人間関係の悪化

しかし、この方法は、今までの私のやり方とは180度反対のやり方だったため、いろいろな批判を浴びました。
失敗しても罰を与えない、生徒の話を聞きすぎる、失敗を肯定する、怒らない。

何かにつけて悪いように言われました。生徒に媚を売っているとも言われました。

私は、そんな環境でも元に戻ろうとは思えませんでした。
今日はどんな姿を見せてもらえるのだろうと毎日がワクワクしていたからです。そんな生き生きしている私を毛嫌いし、人間性を否定してくる言葉をかけ、嫌がらせのように学校業務とは全く関係ないことさせてくる人や「保護者からクレームがきている」と嘘をついてまで私を外そうとしてきた人がいました。

私は、私を否定していく人たちに腹を立て、私も否定し、拒絶するようになっていきました。

なぜか、この人たちとは、アドラーもコーチングも使おうとしませんでした。
なおかつ私には致命的な欠点がありました。私は、人として尊敬できない人たちへの対応がとても下手だったのです。あからさまに態度に出ていたと思います。特に目に。「目は口ほどにものをいう」ですね。
だからどんどん溝は開いていったのだと思います。そうして職場で人間関係のトラブルにつながっていきました。

私が上司や先輩が推奨する「縦の関係を作る指導」を完全に拒んだことが大きな要因だと思います。そんな人たちとの関係で「いやだな」「会いたくないな」と心にモヤモヤはあっても、毎日元気に働けていたのは、生徒の存在のおかげでした。

俺は俺のやり方でやる。が、うつへ向かう日々へ

上から厳しくする指導をする方々からは、目障りだったのでしょう。
私も意地になっていました。
なぜなら、横の関係のほうが生徒の変化が感じられたり、気持ちが伝わってきて、楽しかったからです。

自分の思いも伝わりやすく、相手の思いも伝わりやすい。
授業でも生活指導でも部活でも、横の関係を強固にし、生徒たちの勇気の一部になれるように心がけていきました。

私は、自分のやっていることが正しい、先輩や上司は間違っているという考えに染まっていきました。
歩みよるなんて考えもしませんでした。
ただ、拒否するだけ。俺は俺のやり方でやる。この考えが、うつ病へとつながる一番の要因となったのです。

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