第6章 天国からうつへ

第6章 天国からうつへ

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序章 32歳の決断がうつへ向かう日々の始まり

2章 手ごたえ

3章 迫りくる危険

第4章 じわじわ追い込まれた4年間

第5章 とどめ

天国 新しいスタート

前回も書いたように、この職場で仕事がしたい、「辞めたらどうすればいいのかわからない」という思いから、謝罪してもとの環境・関係に戻ろうとしました。

それでも上手くいかなかったので、私は、2018年6月から7月にかけて転職活動を内々に行いました。
教師は辞めようと考えました。

昔ながらの指導方法や体罰、不祥事が減らない理由を経験し、どこへいっても同じような人間がいて、トラブルに巻き込まれる可能性があると考えたからです。

私は、自分の状況を相談していた方に声をかけていただき、ある会社への転職試験を受けました。

面接が何度かあり、そのたびに、様々な経験を思い出し、まとめながら話しました。

あの一か月で、話しながら、私の教師生活を文章にまとめた感じです。
そして、無事に内定をいただきました。9月採用が決まりました。
すごくうれしかったです。

あの環境と状況、人間関係から抜け出せること。
私がしたい他者とのかかわりができること。
信頼できる人と働けること。

お金のために、あの職場にい続けるためにあきらめていた、私らしく生きるという希望が再び輝き始めました。
嬉しかったです。涙がでるほど。

しかし、退職届を出すだけというところまで来て、諸事情により、12月まで採用を延期してもらうことになりました。

ただ、一度完全に離れた気持ちは戻ってきませんでしたし、追い込まれる日々を頑張って我慢する能力が消えてしまいました。

真っ暗な新学期

2018年9月、新学期からは、これまでこの会社に執着してきていた私とは、正反対でした。

上司や先輩の顔見るだけで、怒りが湧き出る。
小さな嫌みも流せない。
笑えない。
我慢できない。

1番辛かったのは、生徒に対してパワーが出ないことでした。

生徒に対して申し訳ない気持ちを持ちながら、なんとか業務はこなしている状態でした。

危険だったのが怒りの感情をコントロールできないことでした。

「うそをつきやがった。許せない」
「また、人の悪口を言いやがって、許せない」
「どうせやめるのだから、やり返してやりたい」
こんな負の危険な感情がとめどなく出てくるのです。

抑えるために、よく職員室からそっと出て行き、一人で落ち着かせていました。

そんな中、最後の時を迎えました。

有休をとるために管理職から印鑑をもらわないといけなのですが、
例の上司から「体育教員の中で、お前ばかり年休をとってるんだぞ。誰もこんなに取ってない」と言われました。

今回、諸事情により取る機会が多くなっただけで、有休の半分もとった年でさえこれまで1度もありませんでした。

私は、「年休をとるだけなのに、いちいちうるせー」という言葉をぐっとこらえ、
これまでのストレスを込めて、ぶん殴りたい拳をぎゅっと握ったまま、無表情でこの言葉を聞いていました。

この瞬間、「終わっている」と感じました。

うつ病へ

そして、2018年9月18日(火)朝、ついにその日はやってきました。

動けなくなり、会社へ行けなくなりました。

脳が働いていないのがわかりました。

なぜ動けないかもわからず、ただ「もう無理…」この言葉だけが、何度も何度も繰り返されていました。

それでも、文化祭も近かったおかげで、それから2週間くらいは、なんとか朝、「負けたくない」と車で出発するけど、途中で行けなくなるというのを繰り返しました。

そして10月1日 「うつ病」と診断され、苦しい苦しいうつ病との日々が始まったのです。

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